魔術
僕のブログ ID exarpについて
ヨーロッパには古くから魔術というものが伝わっています。
これはテーブルマジックやイリュージョンではなくて、
自分の内奥を変化させ、自分とその周囲に変化を起こすための、
精神操作の技術です。
魔術には「儀式魔術」と呼ばれるジャンルがあります。
その魔術儀式のなかで五芒星儀式というものがありますが、
魔術師は最初にこの儀式を習います。
とはいうものの他の大きな魔術儀式の基礎になるため、
応用力があれば、自分で大きく発展させることができるのです。
さらにこの五芒星儀式には小儀式と大儀式があります。
五芒星とは☆の形の図形で、「ダビデの星」あるいは俗に「星形」と呼ばれている図形で、これは魔術に於ける象徴です。かなり古くからある象徴で最古のものは紀元前2800年前のメソポタミアの都市ウルの出土物にみられるそうです。
魔術儀式にどのようにこの象徴が使われているかというと、
まず五芒星の上端の頂点がエーテル(霊)を現わし、
他の4頂点が四大を現わすのです。
四大とは、火、地、風、水の4つの要素のこと。
そして五芒星儀式ではこの五芒星を様々に使いますけれど、
5つの頂点にはそれぞれ名称があります。
五芒星小儀式の場合はその5つの頂点の名称はヘブライ語で唱えますが、
大儀式の場合はエノク語という言語によります。
さて僕のブログIDのexarpは「風」を現わす場所のエノク語の文字なのです。
大儀式の際に唱えられるものなのでが、
大変に複雑な儀式なので、詳しくは説明できません。
エノク語は天使語とも呼ばれていますが、
風の象徴に乗せて多くの人に僕の記事を読んでもらう・・・。
ちょっとロマンティックですね。
*
魔術に関した文献は最近日本でも翻訳本が豊富に出版されています。
魔術の本場はエジプトですが、英語に翻訳されている書籍が結構あります。
また英国等で独自に発展した魔術結社もあり、
それはそれで興味深いものがあります。
その欧米市場ですら日本から見ればずっと多いです。
つまり魔術に関しては残念ながら日本は遅れているといわざるを得ないのですが、
しかし欧米人の感性は標準化が得意です。
つまり、誰でもそれをマスターするようにと努力をするのです。
これは、後学の人間には助かりますよね。
コプト語、ヘブライ語やラテン語あるいはギリシャ語が読める人であれば、
もっとその幅は広がります。
そこまで行かなくても英訳された資料でも充分です。
興味がある方はトライしてみてください。
ただし根気が必要です。
これはチベットの声明(しょうみょう)というものです。
ほんとうはもっともっと長いものなのですが、
これはその一部を切り取ったものです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=o0pMfHXFxwM
KOSEI