東洋占術での各象意との対応
< 東洋占術での各象意との対応 >
この前はアストロロジーでの各対応を取り上げましたが、今回は東洋占術です。
からだと陰陽五行との関わりは大変、密につながっています。
まず、あなたの干支で見ていきましょう。あなたが、寅年だったとします、五行は木となります。五行配当表をみて木をみます。あなたに関わりが深い事柄なのです。また、五行配当表は関連性としてこのように見ていきます。火の縦をみて喜び笑いすぎると心臓が弱ります。と見ます。
また、夏の熱により暑く汗をかきすぎると小腸が弱まります。そこで、赤飯(赤くて苦いもの)、果物では杏、あわや羊やねぎがこの症状をやわらげる効能がありますよ。と見ますので、おめでたい席では喜びすぎて心臓に負担がかかるので赤飯を食べるのです。また、中華では杏仁豆腐というのがでます。これも同じ効能で食べるのです。
土用にうなぎを食べるのにも、ここから結びついてると考えられます。
土用とは、季節の変わり目に2週間くらいある期間の時期を表します。
どこか、体の調子がすぐれないときにはこの関連の食物を食すると良いでしょう。
十二支 寅 卯 牛 巳 辰 戌 丑 未 申 酉 子 亥
十干 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸
比和 陽 陰 陽 陰 陽 陰 陽 陰 陽 陰
五行 木 火 土 金 水
五行 木 火 土 金 水 五性を示す
五能 生 長 化 収 蔵 成長の過程
方位 東 南 中央 西 北 自然現象の配当
季節 春 夏 土用 秋 冬 季節の自然配当
気候 風 熱 湿 燥 寒 五臓を傷る天の邪気
五悪 風 暑
飲食
労倦 寒 湿 五臓を中る地の邪気
五志 怒 喜 憂(思) 悲 恐(驚) 五臓に発する感情
五臓 肝 心 脾 肺 腎 臓器の種類
五腑 胆 小腸 胃 大腸 膀胱 腑器の種類
五精 魂 神 意智 魄 精志 五臓の精気
五官 目 舌 唇(口) 鼻 耳 器官の名称
五主 筋 血脉 肌肉 皮毛 骨髄 五臓の栄養の補充
五華 爪 面 唇 気息 髪 五臓の精気の色沢
五役 色 臭 味 声 液 五臓の主宰するもの
五色 青 赤 黄 白 黒 色の理論的配当
五味 酸 苦 甘 辛 鹹 五臓の要求する食味
五声 呼 笑 歌 哭 呻 五臓の発する声
五律 牙 舌 喉 歯 唇 五十音の発生の分類
五液 涙 汗 涎 涕 唾 五臓の主たるところ
生成 三・八 二・七 五・十 四・九 一・六 五行の生成を示す
五穀 麦 黍 稷 稲 豆 薬用としての穀物
五畜 酉 羊 牛 馬 豕 薬用としての家畜
五菜 韮 薤 葵 葱 薬用としての野菜
五果 季 杏 棗 桃 栗 薬用としての果実
身体、形、色、素材と五行の対応表
五行 木 火 土 金 水
五腑 胆のう 小腸 胃 大腸 膀胱
五気 怒 喜笑・疑い 楽・苦しみ 憂悲 恐驚
五味 酸 苦 甘 辛 塩辛
五官 眼 舌 身 鼻 耳
五充 筋 血流 肉付き 皮膚 骨髄
五華 爪 顔色 唇 息 髪
五方 東 南 中央 西 北
五色 青 赤 黄 白 黒
八方 震・巽 離 坤・艮 兌・乾 坎
以上簡単なもののみ取り上げました。
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