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黄金の夜明け団/カバラ・生命の樹/心界のセフィロト

< 黄金の夜明け団 / カバラ生命の樹 / 心界のセフィロト >

黄金の夜明け団カバラ生命の樹」より引用

最初の「《至高者の3つのセフィロト》=第一の三組」から次の3つのセフィロト=第二の三組が反映されるというか、投影されるというか、とにかく下位に移行し、より粗雑な実質を備え」はじめる。第二の三組も同様に、《至高者》の二者の消極的特質と積極的特質を反映し、これに中和的原理として作用する第三の要因を付加する。ちなみに、ここで各セフィロトの惑星配属を紹介しておく。これはセフィロトの作用の類型を表現するものと考えてもらいたい。ケテルは《霊》に、コクマーは12宮に、そしてビナーは土星に対応する。

第四のセフィラはケセド、《恩寵》ないし《慈悲》の意味である。別名をゲドゥラーといい、これは《偉大》の意である。木星と呼ばれる占星術的特質に対応する。

 第五の流出はゲブラーである。《力》ないし《峻厳》の意であり、創造力の象徴である。惑星配属は火星。その特質は、あらゆる形相と観念がその有効性と健全な生命を失ったとき、これを根絶する破壊的力である。その象徴するところは、事物の固定状態にあらず、むしろ活動や行為であり、潜在から実現への移行の通路といえる。

 第六は調和と中和のセフィラ、すなわちティファレトである。この言葉自体が、美と調和を意味している。太陽すなわち我々の星系の中心にして主に配属される。ケテルが無意識の最奥の深み、人間の生命の中核に対応するように、ティファレトはその反映すなわち自我、通常の人間意識に対応する。このセフィラは第二の三組を完成させる。第二の三組は意識を表わす三組であり、一方《至高の光》の三組は至上の神聖の三組すなわち《超意識》とみなされる。

2016/01/18のブログでは、一番最初の流出である『至高の三組』でしたが、今日はその続きで、さらに流出をしてくる三組です。最初の『至高の三組』が人間の「超意識」や「霊界」といったものを表わすとすれば、こんどの三組は「意識」を表わす部分で「心界」を表わしています。

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