KOSEIのブログ

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中国面白体験記その17<中国東北地方の寒さ>+ランニング日誌

<中国東北地方の寒さ>  2016/02/19

 僕は中国に2年間ほど住んでいましたが中国の東北部に住んでいました。中国の「遼寧省」「吉林省」「黒龍江省」は中国の東北三省と呼ばれますが、非常に寒さが厳しい地方です。なかでも黒龍江省は冬場に氷のお祭りがあったりして、非常に寒いところです。僕が住んでいたのは遼寧省なのですが、冬場は -20 から -30 度まで下がります。冷凍庫の中の温度と思えばいいでしょう。なにしろ濡れタオルを外に出しておくとカチンカチンの金属のようになってしまいます!日本の北海道と大体同等の気温だと思いますが日本は湿度が高いし雪が多いですが、遼寧省は雪はほとんど降りません。

 僕が住んでいたマンションから会社まではタクシーで10~15分ほど。しかしこのような極寒の冬場はタクシーが少ないのです。こういうときこそたくさん車を出して欲しいのに・・、と思いますが。寒くてドライバーも仕事をする気が失せるのだそうです。でもヤル気があるドライバーは走っていますが、台数が少ない。そういう時はほとんどが乗り合いタクシーです。もちろん歩いても出勤できましたが、零下20何度のなかをテクテクと歩く気にはなれません。なぜならば5分も外にいると露出した部分(顔ですね)がチクチク痛くなってくるので、とても歩いては行けないのです。南極越冬隊のような装備がないと・・・。

 あと瀋陽のクルマは冬場でもスタッドレスというのか、滑り止めのタイヤを一切装着していません。危ないことこの上なくて、路面が凍結しているときなどはあっちこっちで交通事故が発生。道路を横断するときも滑り止めタイヤをつけてない車が走っている間を横断していくので(中国は信号機が極端に少ないし、そもそも信号を守らないというので有名)、ヒヤヒヤものです。

 この東北部でなぜ白酒という度数の強い酒が多いのかがわかりました。これを飲むと身体が温まるのです。寒い時にこれを飲むとじつにウマイ!病みつきになります。

 このような寒さの中で一つだけ楽しい思い出があります。それは本物の「ダイヤモンドダスト」を自分の目で見ることができた!ということです。あれは零下30度の日でした。夜でしたが、タクシーから降りてふと空を見上げると、そこらへんの空間一面にキラキラと光り輝くこまか~い粉というか霧というか、そういったものが舞っているのです!正直あの時は寒くて感動してる心の余裕がありませんでしたが、不思議なもので時間がたつと何べんも想い出してその度に感動が強くなってくるのです。冬場の遼寧省はおすすめです!(寒さに耐える体力があればの話ですが)しかしそれだけ寒いと観光どころではありませんので、観光は簡単に済ませるつもりで来た方がいいですね。

KOSEI

ランニング日誌

2016/02/19

ストレッチの時に右脚裏と左足親指の巻き爪部分に痛みを感じる。

一定のテンポで走っていると確かに安定して走れるので、それはいいのだけれど、少し冒険的に時々はテンポはそのままでピッチを上げてみたいときがあります。今まで数回試しましたが、そのたびに少しすると息切れがしてしまいダウンです。甚だしい場合はその場で歩きに切り替えてしまいました。今まで僕は「これはまだまだ筋肉の鍛錬が足りないからだ」と原因を勝手にそこに帰着させていたのですが、どういうわけか今日は呼吸を深く大きくしてみたのです。速度を上げなくても走っていて時々息切れっぽくなることはあります。そういうときには深い呼吸をすると解消されるのです。今日ふと思ったのは「では深い呼吸でずっと走ってみればいいのかな」ということでした。そうしてみました。心持ち快適で疲れが少ないような感じです。そこで試しに速度を上げてみました。するとなんと「息切れ」がまったくしないではありませんか!今までに先輩からランニングの入門ビデオを頂いたりしていましたが、そのときのビデオの中ではかならず「背筋はまっすぐ」とありました。またちょっと前に大学対抗の駅伝大会があり、先輩が「見るといいよ」といってくださったので、正直あまり見たくありませんでしたが、とりあえず見ようと思い、2~3分間みました。どこかの大学生が走っている姿が映っているだけで、じつにつまらなかったので2~3分でやめたのです。ところがその走っていた大学生の姿だけは僕のまぶたの裏に焼き付いています。たしかに背筋をしっかりと伸ばしまっすに前を見ていた。背筋を伸ばさないと深い呼吸ができないからでしょう。最初のころ僕は下向きがちで走っていましたが、そのとき危うく自転車生年とぶつかりそうになった経験があります。あの時は「なるほど前を向けというのはこういうことを防止するためか!」と納得していたのですが、いまから思えば的外れなことを考えていたわけですね。

本日データ / 体重:65.7kg   体脂肪率:17.4%   筋肉量:51.5kg

2週間ほど股関節痛のためブランクがあったのですが、その間は走らなかったにもかかわらず体重、体脂肪率ともに減少していました。筋肉量も減少でしたがこれは何となくわかりますね。

KOSEI