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中国面白体験記その32<中国で副業?>

<中国で副業?>  2016/03/05

 中国で会社を開いていたときに、仕事の副産物とでも言うべき副業を見つけました。中国で副業と言ってもチラシ配りをするわけではありません。第一のアルバイトはこういったものです:僕は現地で会社を開業していたのですが資本金は人民元で銀行に入れておきました。しかし何かの時に日本円も必要になることがあるので、他の銀行に日本円で100~200万円は預けておいたのです。この副業は為替変動を利用して稼ぐやり方です。説明のためにこのブログを書いている本日2016/03/05のレートで計算します。今現在のレート(正確には昨日の市場での価格)は日本円の10,000円は570人民元に当たります。この570人民元が市場の思惑やら社会情勢で600人民元に変動したとします。30人民元の元安ですね、その時に日本円を人民元に両替すると30元の利益になります。200万円の日本円を持っていたとすると、30×200=6000なので、なんと6,000元の利益なのです!6,000元といえば日本円に直すと10万円ちょっとです。それが時間がたつだけで転がり込むので面白いものです。

 僕は為替トレーダーではないので、毎日為替レートを睨んでいていいところで売りを入れたり買いを入れたりしていたわけではありませんが、あるとき偶然に気がついたのです。まあ当たり前といえば当たり前なのですが、その当時はFX取引もなく、為替変動値で利益を上げるという発想はなかったので新鮮な驚きでした。人民元で貯金しておいても良いですね。あるとき急激に為替レートが変動したときがあったのですが、そのときには2週間ほどの内に20万円前後の利益が上がりました。

 ただし!物事には何ごとも両面ありますから、もしも元高にふれた場合は損を出してしまいますから味をしめて利益を狙うようになると失敗することがありますので、要注意です。この売り買いのタイミングというのはじつはプロのトレーダーでも難しいものなので、素人が手を出すべきことではありません。

 第二のアルバイトは、日本行き渡航のお手伝い、とでもいうアルバイトです。もちろん中国には専門でやっている業者もいます。呼び方は「留学斡旋」「就業斡旋」等々・・・。僕の場合は仕事で関わる人は貿易関連なので日本との接点が多少なりともある人が多かったので、自分の子供さんを日本に留学させたい。でもどうすればいいのかわからない、ということでよく相談されたのです。さいわい僕は日本で日本語学校を開いている人に、何人か知り合いがいましたから幸い受け入れ先はあったので、あとは手順を入国管理局や外務省に手順を聞けばそれほど難しいことではありません。僕は中国で斡旋業者のライセンスを持っていないので、店開きは出来なかったのですが、やっぱり(特に中国人は)何かの時は知り合いに頼んでくるのです。聞くところによると中国には不良業者が多いそうです。

 驚いたことにお礼を払ってくれるというんです。拒否したのですが、どうしても受け取ってくれという・・・。その人たちは一回で20万円近い金額を支払うのです。他の業者はもっと高いそうです。僕は何をしたわけでもありません。中国人が日本に渡るときの流れと条件を調べて、入国管理局で書類をもらってきて彼等に渡しただけです。彼等中国人の目から見るとずいぶん高度なことをしているように見えたのかもしれません。その当時のお金で20万日本円というのはかなりの高額ですから。日本に留学に行って真面目に勉強しようという、純粋な若者をだますような悪徳中国業者を本当に汚い存在だと思いました。

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ランニングですが、昨日に引き続き中止です。朝寝床の中では痛みは全然なかったので今日は走れると思ったので、準備をして外に出たところ、再び昨日の痛みに襲われました。無理して走れないこともなかったのですが、長い目で見ようと重いやめました。帰って来てからコーチに相談したところ正しい判断だそうです。コーチ曰く「痛くなければ走ってたという気持ちさえあれば、継続してる」ありがとうございます。

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