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中国面白体験記その83<中国語学習011>

<中国語学習011>  2016/04/29

いままでのブログで中国語学習も他の語学習得と同様に「基礎」が大切です。あの難解な発音、そして聴き取り、ピンイン。でも基礎ばかりをずっとやっているわけではありません。実際に中国で生活している人たちと話をする必要があります。「必要がある」というか・・・、考えてみたらそのために学習しているのですからね。

僕は遼寧省瀋陽市に住んでいたので、東北地方の人の発音と多少の訛りがあります。しかし前にブログでお話したように中国の東北地方は比較的きれいな標準語に近い発音なので問題はないのですが、上海たか広州といった南の人や西の人とは明らかに音が違います。僕は上海に行くと僕が話す中国語は通じはしますが、最初に何回か聞き返されます。聴き取りにくいのでしょう。それぞれの方の好みもあるので、どの地方で過ごすのがいいのかということは、なんとも言えませんが、訛りがひどかったりスラングばかりいっているような中国人は最初のうちは敬遠しましょう。

しかし中国語を勉強していくには、色んな地域の人と、また色んな種類の人と友達になることをオススメします。僕は貿易をやったり、日本の工業製品を中国に売り込みに行ったりしていたため、さまざまなジャンルの人と接しました。工業関連の人(特にメーカーの人)、販売代理店の人、政治家、スパイ、会計士の人、弁護士、警察官、軍人、ヤクザ、秘密結社員、販売員、農民スーパーで入れてくれる小型のビニール袋がありますが、あれの3袋分は名刺が溜まっていました。しかしほとんどの人とは会っていないので、名刺もほとんど捨ててしまいました。

何を隠そう「色んな人と付き合いなさい」と僕に教えてくれたのは、文化革命を生き抜いたという筋金入りのおじいさん、うちの会社の会計をやってくれていました。おそろしく声がデカい人でした!

KOSEI