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中国面白体験記その94<中国文化05・鞍山観光>

<中国文化05・鞍山観光>  2016/05/11

鞍山は「あんざん」とも「あんさん」とも読みますが、遼寧省にある都市の名前です。大連から瀋陽へ移動する途中のいくらか瀋陽寄りのところにあります。なぜこのような名前がついたかというと、郊外南方にある山のかたちが馬の鞍に似ているからだそうです。鞍というからには山が二つ連なった形なのでしょうね。僕は休日にいちど観光で訪れました。

鞍山には名物が幾つかあります。まず世界的に有名な鉄鋼都市であり、鞍山鉄鋼公司という鉄鋼会社は日本の旧昭和製鋼所です。また日本人が満州国時代に建てた建物はいまだに多数残っているようです。鞍山の観光地はこれといったものはないのですが、東北三大名山といわれる山のうちの一つ「千山」があるということです。

この写真は「千山」の入り口のところで撮影したものです。この「千山」は頂上の寺院までたどり着くにはとにかく階段が多いのです。その数が1000段あるから「千山」ともいわれているほどなのです。僕はお参りのつもりで登ったのですが頂上に着いたときはへとへとでした。

この山は長白山山脈の支系のようですが、その歴史は長くて今から1300年以上前の隋唐時代にはすでに寺院や廟があったそうです。またこの千山のなかも幾つかの地域に分かれているのですが、なかでも清の時代の道観である「無量観」や「千山大仏」が有名です。

僕はあまり写真を撮るクセが無いので、残念ながら無量観や大仏様の写真は残っていないのですが、千山大仏は天然の岩が大仏によく似ているところから人々に崇拝されているので、日本の奈良や鎌倉の大仏様をイメージしていくとちょっと期待はずれです。僕も「これが大仏?」と思ったくらいですから。その代わり途中でのスナップ写真を2枚ほど・・・・。

もしかしたら下の写真↓↓の背景の岩が大仏だったかもしれません。
 

この写真で何故杖を持っているかといいますと、少し前に怪我をした場所(確か腰だったと記憶しています)をかばうためです。それで? 1000段の階段は疲れなかったか?メチャクチャ疲れました!! 膝はガクガクでほうほうの態で帰って来ました。ロープウエイがあるようですから、それを使ってもいいですね。

遼寧省は僕と縁が深い地域ですので、僕自身が行ったことのある観光地を毎日取り上げていきたいと思います。

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