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中国面白体験記その13<海外旅行・中国旅行>

<海外旅行・中国旅行>  2016/02/15

 日本人が海外旅行に自由に行けるようになってからだいぶ経ちます。行き先もリスクが高い渡航禁止国以外はいまや日本人はどこにもいます。僕が滞在していた中国という国も以前は日本とは国交が無く、社会主義独裁国家で日本人の渡航は特別な地位にある人しかできなかったみたいですね。僕が中国に行き始めたのは、もちろん国交回復した後、ぼちぼちと渡航ができるようになってきたころでしたけれども、航空ラインも少なく、航空機も整備不良かと思うくらいの今にも落ちそうな機体を使っていた時代です。その中でもやはり我が国のANAJALの機体は秀逸で清潔でサービスもよく快適でした。

 中国の空港に関して言うならば、北京空港などは巨大な物置というか倉庫というか、電気も少なく建物の内部はずいぶんと暗かったのが印象的でした。空港内の暗い通路の中を他の乗客とともに押し合いながら進んでいると、ふと自分が捕虜収容所にでも連行されてきたと錯覚してしまいます。周囲の壁は剥げていてボロいし、何よりも臭いが一種独特のにおいです。

 それが今やどうでしょう!北京空港の変貌の凄まじさ!!規模や広さは中国は広大な土地があるからなあ、で済みますが、その空港内部の内装と設備は以前の比ではありません。特に2008年の北京オリンピックを機にして大きく変わりましたね。現在第三ターミナルまであり、国際線のほとんどは第三に発着します。巨大さが威容を誇っているというのが中国の近代建築物の特徴ともいえます。日本も羽田空港が国際線の発着ができるようになったので、成田空港の第一、第二に次いで、実質的に第三ターミナルが出来たと同じことですが・・・。

 海外旅行熱はいいのですが日本人が注意しないといけないこともあります。日本は比較的平和な国で治安もまあまあです。まったく安全とはいいませんが、外国から比べたら平和そのものです。日本人が外国に行って勘違いするのはそこが日本のように錯覚してしまうということです。日本は島国ですが外国の多くは大陸です。大陸は国境が曖昧で、ちょっとした力の大小で侵略したりされたりが絶えなかったという歴史があり、大陸性国民の気質は島国日本と比較すると荒っぽいところがあります。アメリカ大陸、アジア大陸(中国大陸)、ヨーロッパ大陸、いずれも到着と同時に自分の「命」と「財布」はシッカリ守りましょう!

KOSEI