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中国面白体験記その38<常識・習慣の違い>

<常識・習慣の違い>  2016/03/12

 目的は何であれいったん中国へ降り立ったからには「郷に入れば郷に従え」です。これには二つの意味があります。1.周囲との人間関係が潤滑になる、2.自分の身を守ることになる(セキュリティー)日本の習慣や常識と、中国のそれは異なることもあります。それはそれとして受け止めて周りの人とできるだけ同じ行動パターンをとりましょう。昨日のブログでもお話したように「昭文社 トラベルストーリー9」の内容を中心に僕の経験を交えて書いていきます。この本に書いてある内容をそのまま転記しますが、僕が実際に経験した中にそのようなことがなかった場合もそのように書きます。

 ホテル内で

1)スリッパのまま客室以外に出ない:これは見かけもよくないし、だいいちもし何かあった時に逃げるのにスリッパでは足をとられたりします。また暴漢に襲われたときも応戦できません。相手に蹴りを入れた時に相手にダメージを与えることができる靴が理想的ですね。できれば革靴ですがレジャーのときはスニーカー的なものを履いていますから、スニーカーの中でもなるべく頑丈なもので長く履いていても疲れないものがいいです。中国の国土は広いので中国旅行はたくさん歩きます!

2)洗濯物はクローゼットで干す:この本にはこう書いてあるのでそのまま転記しましたが、どういう理由でなのか不明ですね。滞在が長くなるときは下着や肌着はそのたびにホテルの洗濯に出していると高いお金を取られるので、確かに自分で洗剤を持っていって洗って干します。しかし僕は水も滴ることだし、いつもバスルームに干しています。

3)貴重品はセーフティーボックスへ:そうですね、これは僕もよく使います。高級ホテルならば家庭用の金庫ぐらいの大きさのセーフティーボックスが置いてありますから。大切なもの(パスポート、余分な現金等)はここに入れておいたほうがいいでしょう。外へ持っていって失くしたら絶対に出てきません。たしかにパスポートは常に携帯という原則ですが、紛失したときのリスクの方が大きいです(再発行に時間と費用が掛かる)。

4)荷物は常に鍵をかけておく:これも賛成です!ホテルの従業員を信用してはいけません。まあ従業員が全員泥棒というわけではありませんが、用心に越したことはありません。

5)ルームキィの管理:じつはこれはこの本に書いてあることではありません。KOSEIオリジナルです。ルームキィはフロントでもらうときはキィフォルダー(多くは紙製)に入っていて、そのフォルダーにはホテル名と住所、電話番号、あなたが泊まっている部屋番号まで書いてあります。これは何を意味するのでしょうか?あなたがうっかりレストランでフォルダーごと落としてしまったとしましょう。すると誰かが拾います。善人がいてホテルまでそのキィ+キィフォルダーを届けてくれるでしょうか?それは100%ありえないことです。その拾得者(泥棒)は自分でそのホテルに行って、ルームキィで堂々と部屋に入って貴重品をすべて持ち去ります。

5)非常口の確認:これもこの本に書いてないのですが、なんで書いてないんでしょうね?ごくごく当たり前のことです。火災時の避難経路の確認です。

6)ドアをノックされたときの対応法:これも書いてないです。何かこの本は不親切ですね。あまり旅行ガイドブックを信じてはいけません。さてあなたが部屋にいてドアをノックされました。あなたは「は~い」といって、ドアを開けてはいけません。ドアのところに行ったらまず「誰何」です。これは「すいか」といって、むかしの日本の言葉ですが、「誰か?」とドアの向こうの人間に聞くのです。いまどきのホテルはドアに小さなのぞき窓がありますから、目視で確認しつつですね。あなたが一人でドアの外に見知らぬ人間が立っていたら決して入れてはいけません。「わたしは言葉がわからないのであとで来てください」とでも言っておけばいいのです。あなたが一人で部屋にいて電話が掛かって来た時も同様に対応しましょう。通訳か中国に通じた人が一緒のとき以外は知らない人間を部屋に入れてはいけません。

7)冷蔵庫の中の飲み物:これも書いてないことです。日本でもそうですが部屋に置いてある冷蔵庫の中の飲み物はとても値段が高いですから、よっぽど喉が渇いているとき以外は飲まないように。なにしろ街中へ出て同じものが半分以下の値段で買えますから。

8)部屋の中の不備はフロントへ電話をして抗議する:これも書いてないです!いい加減腹が立ってきました。たとえばシャワーの出が悪い、トイレの水の流れが弱い電気がつかない、エアコンが効かない等々・・・・、いわなくてはいけません。日本人は結構ガマンして過ごしてしまうんですね。これはいけません!

色々書いてきたら、ホテルの注意事項だけで終わってしまいました。他にもまだあるような気がしますが、続きは明日また。

KOSEI