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中国面白体験記その43<中国語学習その4>

<中国語学習その4>  2016/03/17

ここのところ連続して中国語の勉強についてのブログになっていますね。読者の方で中国語学習に意欲を燃やしている方がいらっしゃるようなので、僕の経験とか知識を共有できればと思い中国語学習ブログをしばらく続けます。

前回は「自分なりの勉強方を見つけよう」というところまで行きました。その続きですが、まずゼロから始める場合は「NHK中国語講座」がお勧めです。4月開講のクラスが初心者向けで、10月からが中級者向けだったと思います(いまは変わっているかもしれません)。わかりやすく解説されているし、第一安いです。ラジオとTV両方ありますが、録音もしくは録画しておけば何回でも繰り返し見れます。教科書は大体の本屋さんで売ってます。値段も一冊あたり400円ぐらいです。僕も結構NHK講座にはお世話になりました。

上の写真は僕が今まで勉強してきた教科書類です。最初はラジオ講座を単発的にやっていたのですが、単発的ではいかんということで、テレビ講座に切り替えました。一番右端のテキストがTV中国語講座のテキストです。これは最初から終わりまでそろえたのですが、録画がVHSビデオテープなので、今は見ることができる機器が少なくてがっかりです。しかしDVDにやき直したものが販売さているのを知って小躍りしました。結構勉強になります。

勉強法でもう一つ大切なことは、中心となる学習体系とテキスト(例えばNHK講座)以外の本や資料で目にしたものがあった場合、「あ~なるほど」と思ってそのままにしておかず、必ずメモを取るということです。その例として上の写真を載せました。漢字とピンインと日本語の意味です。そしてこれをなるべくマメに自分だけの「マイノート」に転記していきます。すると自分だけのノウハウがたまっていきます。

教科書や参考書はどれくらい持っておく必要があるかということですが、このブログの一番上に掲載した写真は小さいサイズの参考書ですが、上の写真は大判サイズの参考書類です。中央部分にあるのはノート類で、右側にあるのは「北京語言文化大学出版社」というところから出ている本格的な本です。僕が勉強していたころはテープもついていました。いまはきっとCDでしょうね。この学校は外国人に対して中国語を教えている学校なので、解説が非常にわかりやすいです。中国発の教科書なんですけど、外国人の中国語教育の専門なので、そこがうれしいところですね。NHK講座をひと通りマスターされたら、トライしてみてもいいと思います。基本となるテキストがあり、もうひとつはヒヤリングのテキストです。ヒヤリングに関してはちょっと考え方を変える必要があります。とにかく回数を聴くということですが、これは「耳慣らし」が目的なので、それほど文法の細部とかに入っていく必要はないです。しかし相当根気は必要ですね。

それに比べ一番右端の2つの大判ファイルは中国の企業が日本で展開している中国語講座なのです。ここのテキストは文法を結構きちっとおさえているところはいいのですが、が目線が日本人目線とちょっと違うので、読みにくいです。ここの通信講座を受けてはじめて役立つといった感じです。中級者にはいいと思います。

左側半分はおもに雑誌です。「中国語ジャーナル」と「聞く中国語」という2種類の雑誌を講読していましたが、雑誌と思い侮るなかれです。けっこう中味は濃いですよ。だから一冊購入したら消化し切れないです。タイムリーな話題とかも満載なので「今の中国を知る」と言ったような意味で、副読本的に使えばいいと思います。

いずれにしても、教材に合わせた勉強法を採る必要がありますから、経済的な余裕があるのなら、将来色々と渉猟してみるのもいいですね、無駄にはならないと思います。しかしゼロからスタートするときはひとつに絞りましょう。最初からアレもコレも、と勉強していると結局は「虻蜂取らず」で何も残りません。無駄な時間を過ごすばかりです。

今はインターネットが発達しているので、ネット上で中国のTV放送を見ることもできるし映画も見ることができるようです。あるていど基礎が定着してきたら、色々な方面に羽を伸ばしていきましょう!

KOSEI