ガン治療と大麻<大麻の薬理成分である「THC」が癌細胞の増殖を抑える>
★大麻を正しく考える国民会議
http://www.taimasou.jp/index.php?kokusou
★以下は「真実を探すブログ」より
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-246.html
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ガン治療と大麻
テレビなどでは「大麻」のことを単なる麻薬のように報道していますが、「大麻」にはかなり深い歴史があり、かつての私達の生活と密接な関係がありました。
それこそ、衣服や工業製品などでも大麻は使用されており、現代で言う石油のような存在でした。
☆古代の日本と大麻
URL http://blog.kodai-bunmei.net/blog/2007/10/000350.html
引用:
日本人と大麻の関係は縄文時代までさかのぼる。福井県の鳥浜遺跡という10000年前の縄文時代の遺跡からは、大麻の種が発見されている。食料や燃料に利用されたようだ。トルコの遺跡から5000年前の大麻の布が出土されているが、それよりさらに古く、世界最古と言えるだろう。
縄文時代は土器に縄を押しつけて模様(縄文)としたのだが、その縄も大麻の縄だった。大麻は植物繊維の中で最も長く、しかも強い。もし大麻の布がなければ、縄文の人々は寒さ厳しい冬を越せなかったかもしれない。大麻は我々の祖先の肌を暖かく包み、守ってきたのである。
:引用終了
近年、最新の技術により大麻に関する研究は進み、大麻に抗癌作用があることも判明してきました。
たとえば、アメリカの国立研究所などでは大麻の抗癌効果を認めており、このような発見からアメリカなどの国では「医療用大麻」というものが存在しています。
☆wiki医療用大麻
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%A4%A7%E9%BA%BB
引用:
医療大麻(いりょうたいま、Medical Cannabis)または医療マリファナは、大麻(マリファナ)や合成THC、カンナビノイドを利用した生薬療法。現在、アメリカ合衆国の一部の地域とカナダ・イスラエル・ベルギー・オーストリア・オランダ・イギリス・スペイン・フィンランドなどで使われている。大抵の場合、大麻の使用には処方箋が必要になり、地域法によって販売(配給)の方法が異なるのが特徴である。
合成大麻成分のドロナビノール(英: Dronabinol)(合成テトラヒドロカンナビノール:THC)はアメリカ合衆国でマリノール(英: Marinol)という商品名で販売され、末期エイズ患者の食欲増進、ガンの化学療法に伴う吐き気の緩和のために処方されている[1]。また、ドロナビノールはドイツにて、抽出大麻成分を含有するサティベックスはカナダ[2]にて処方されている。
大麻の医療活用について多くの研究がなされ、現在も研究が進められている[3][4][5][6]。
しかし日本では大麻草は大麻取締法の規制により、大麻の化学成分(THC、CBDなど)は麻薬及び向精神薬取締法[7]の規制により、医療目的であっても使用、輸入ならびに所持は禁止されている。
:引用終了
調べてみると、大麻の薬理成分である「THC」と呼ばれる物質が癌細胞の増殖を抑えているようです。しかも、実験の記録などを調べてみると、ほとんど副作用が無いことがわかります。
大麻は正常な細胞を傷つけることなくガン細胞だけを死滅させているようで、抗癌作用&副作用無しという大変優秀な薬なのです。
一般的な抗がん剤は副作用が強く、健康な細胞にもダメージを与えてしまいますので、この大麻がん治療がいかに凄いものであるか分かるかと思います。
もちろん、近年は日本でも医療用大麻を導入しようとする動きがありますが、製薬会社や一部の権力者らの反対により、なかなか導入が困難な状況のようです。
と、言っても、冒頭で紹介したように日本では縄文時代から太平洋戦争敗戦直前までは、当たり前のように生活に大麻が存在していました。
それこそ、大麻神社なるものまであったくらい、日本人と大麻は密接な関係にありましたが、戦後、アメリカ軍によって徹底的に規制をされてしまい現在に至っています。
☆随想 大麻犯罪の創造者(武田教授)
URL http://takedanet.com/2007/04/post_f17a.html
引用:
― 大麻 犯罪の創造者は誰か? ―
「大麻」はかつて日本の代表的な農作物だった。それが現在はすっかり変わって麻薬の代名詞のようになった。「大麻」と言えば多くの日本人は腫れ物に触るようにビクビクし、麻薬の温床となっている。
日本は大麻を栽培するのに適した気候だったことや、大麻から優れた繊維がとれ、衣服やその他のものに利用できることから、昔からつい最近、つまり太平洋戦争が終わるまで、日本各地で栽培されていた。もちろん麻薬としての規制はなかった。
日本で大麻の栽培や使用が禁止されたのは昭和23年だった。それまで日本で栽培されていた大麻に麻薬の作用があったことが分かったのではなく,日本の敗戦によってアメリカ軍が進駐し,その占領下でアメリカの政策がそのまま持ち込まれ,大麻が禁止されたのである。
アメリカでは20世紀の初めに政治的な理由で大麻を麻薬として取り扱うようになった。このことは多くの書物に詳しく書いてあるのでここでは詳述しないが、アメリカ軍が日本に進駐し、占領してからすぐ、大麻を麻薬として取り締まることにしたのである。
ヨーロッパでも、第二次世界大戦後、アメリカでの麻薬指定を受けてイギリス・ドイツなどが一時的に、大麻を麻薬として規制した。現在では使用を制限したが、「不合理な麻薬の指定はかえって不要な社会不安を招く」として、大麻を麻薬扱いしていない。
また、誇り高い文化をもち、アメリカの言うとおりにはしないというプライド満々のフランスは、アメリカの圧力はあったが、科学的知見と自らの国の伝統を守り,大麻を麻薬として規制することはしなかった。
日本は戦いに敗れ、アメリカの属国となり、伝統を捨て大麻を麻薬とした。長い間、江戸時代、明治時代、大正、昭和まで普通に大麻を栽培していて何の問題も起こらなかったのに、不思議なことに大麻を麻薬として取り締まるようになってから、新しい社会現象が現れた。
それは「大麻を麻薬として吸う」という犯罪が発生したのである。わかりにくいと思うので繰り返すと、
「大麻が自由に栽培されていた頃には、誰も大麻を吸わなかったのに、麻薬に指定したとたん、日本人は大麻を麻薬として吸うようになった」
ということである。
もともと、大麻には「麻薬性」がない。麻薬とは「強い精神作用があり、幻覚症状のような社会的に問題の症状が現れるもので、習慣性があって抜けられないもの」である。大麻は「強い精神作用」もなく、「習慣性」もない。だから、規制さえしなければ誰もバカらしくて吸わない。そこら辺の雑草を煎じて飲むようなものだからである。
それは科学的にも正しく、日本の長い歴史が示している事実である。
精神作用の大きさや習慣性から言うとお酒、タバコに比べて大麻はほとんどゼロといって良いので、誰も大麻を麻薬とは考えなかったのである。
ところが大麻を麻薬として規制した昭和23年以後、大麻自身は昔と変わっていないのに、日本人の方が変わった。というより、日本人の体も変わっていないのに、突然、大麻が麻薬として効くようになったのだ。大金をはたき、麻薬使用で逮捕される危険を冒し、大麻を手に入れて吸うと大麻が「効く」のである。実に不思議な現象だ。
この奇妙な事実は、人間というものをよく考えると、納得できるところもある。人間は幻想の動物だ。本能が命じても脳の判断で本能を押さえることができる。頭で「これは美味しい!」と思うと、味覚を感じる舌は美味しいとは思わなくても、美味しく感じる。人間とは幻想の動物だから、そういうものだ。
大麻を麻薬として禁じる。そうすると日本人の頭には「大麻は麻薬」と信じる。お上のやることだから正しいと思うし、事実、大麻を吸うとマスコミは騒ぐ、すぐ警察に逮捕される。さぞかし、素晴らしい麻薬だろうと錯覚する。そして大麻を吸うと、麻薬のように効く。
「裸の王様」という寓話がある。本人は裸でなにも着ていないのに、取り巻きに「王様、素晴らしお洋服ですね!」とゴマをすられると自分が裸であるのも判らなくなるという有名な話だ。大麻パーティーはまさにそれで、麻薬性のない大麻を「取締をくぐる」という行為をすることによって麻薬のパーティーを開くことができるのである。
そこに大麻を使う「悪の温床」ができる。もともと、大麻は麻薬ではないので、規制しなければ大麻を吸う人はいないので「悪の温床」もできない。実は、「犯罪の創造者」は「大麻取締法」であって、大麻を販売したり、使う人ではない。
非科学的な法律、大麻取締法を作ったために、犯罪の無いところに犯罪を創造した。本来、犯罪を防ぐはずの「法律」が犯罪を「創造」する。それは、誇り高い日本人がアメリカの言うこととなると、判断力を失うことと同じである。
終戦後60年も経て、情けない。大麻取締法を廃止して犯罪を創造するのをやめよう!
:引用終了
GHQから「マリファナを禁止しろ」と言われた時の厚生労働省の役人も唖然としていたようです。戦前まで日本の代表的な農作物だった大麻を規制しろと言われたので当然の反応ですね。
☆大麻に関する終戦後の国会議事録
URL https://sites.google.com/site/taimamondai/taima-kusa-mondai-kenshou-iin-kai-setsuritsu-shui-sho
引用:
「大麻取締規制」をベースとした「大麻取締法」は、厚生委員会並びに衆参両院本会議において大した議論もなく可決され、1948年(昭和23年)7月10日に施行された。戦後の様々な占領政策の一つとして、大麻産業は日本人の希望も叶わず、その未来を狭められていったのである。
1950年(昭和25年)、翌年に控えていたサンフランシスコ平和条約の締結に先立ち、占領法制の再検討と新たな戦後のあり方について、国会で議論された。大麻取締法も、多くの大麻生産農家や関係者からの見直しを希望する声に押され、衆議院厚生委員会にて麻薬取締法と大麻生産のあり方について議論されている。
この年に開かれた第7回通常国会衆議院厚生委員会の議事録を見ると、大麻が麻薬として取り扱われることになったことによる取り締る側の戸惑いと、大麻に頼って生きてきた生産農家の苦悩が見えてくる。
この委員会では、麻薬取締りをおこなう係官の所属場所を統一し、取締りをより強化するための改正法案の審議がなされていた。麻薬および大麻を取り締まる厚生技官(薬務局麻薬課長)と農産物としての大麻を管理する農林技官(農政局特産課長)が出席し、政治家たちと質疑をおこなっているのだが、この中で一貫して憂慮されている点は、「いかにして農産物としての大麻を守っていくべきか」ということであった。
議事録を数箇所抜粋してみよう。
先ず、厚生技官(薬務局麻薬課長)の説明である。この答弁を読むと、当時の厚生省が大麻を規制しながら大麻産業を存続させるために、いかに知恵を絞りながらGHQとやり取りをしていったかが伺える。
~~省略~~
一方、各議員は、大麻取締法によって起こる様々な障害について懸念を覚えている。大麻を厳しく管理統制するために発生する多くの手間や煩雑な手続きに対して、切実に大麻栽培の存続を願っている山間部の農村などは、果たして機敏に対応することができるのか。そんなことを心配しているのである。
『苅田委員 そうしますと、大体今の御説明でわかりますように、大麻というものは、相当零細な農家が自家用に作つていたところがたくさんあるわけですが、これが今度の統制によりまして、規約の変更によわ非常にめんどうな手続をしなければこれがもらえないというようなことになれば、そういつた零細な反別を持つてやつておる人たちが、今度どうしても落ちて来るというようなことが当然考えられるわけですけれども、こういうものに対して農林省の立場として、そうした百姓の人たちの農家経済を維持する面から、この大麻の生産に対しましては、こういうような対策をお考えになつておるか。
その点についてお伺いいたしたいと思います。
徳安説明員 大麻の取締りの問題でございますが、農林省といたしましては、大麻の取締りにつきましては、この際強化されるということは承つておりませんし、従来通りというふうに了承いたしております。』
大麻農業の窓口である農政局特産課長、徳安説明員の答弁であるが、この時点ではこれ以上の強化はないとしている。しかし、結果的にはこの後も麻薬としての大麻取締りは強化され続け、現在のような状況になっていくのである。
そして、以下の発言を読むと、GHQによって大麻が麻薬として取り締まられたことによる、農民や関係者の苦悩が見えてくる。
『大石(武)委員 (略)私の地方では、大麻を作つて、げたの緒どころじやない。衣料を買えない農家が衣料にしておるのが非常に多い。
これは地方にとつてはぜひ必要なものであつて、この作付を制限したり、監督を嚴重にしたりすることによつて、地方におけるそういう実情を無税し、あるいは農家の自己消費を非常に困難ならしめるというようなことがあつてはならない。
もちろん農家は、余裕があるならば、そういう需要は他の方法によつて満たすことができるはずであるけれども、現在の農家は事実上、経費の関係からそういうことは不可能になつておる。
それほどに零細化され、貧困化されておる農家が、衣料の点で、最後の線としてそういうことを要求しており、それが古来の習俗にさえもなつておる際に、これを法制的に禁止するというやり方は、われわれ反対しなければならぬと思うのです。
聞くところによれば、あなたも言われたように、メモランダムが来たからということであるが、われわれはメモランダムによつて政治をおこなうべきではなくて、日本の実情に即して、また日本の大部分の人々の要望に即した政治をおこなわなければならぬのであつて、われわれは、やはり正しいことは堂々と、メモランダムいかんにかかわらず、国会の権威においてこれを決定して行くという習慣をつけなければいかぬと思うのです。
そういう実情にあるときに、法制のきめ方、たとえば、技術的には私よく知りませんが、收穫をしてその大麻を、麻薬になる部分だけについてどうするとか、こういうふうな制限を付するというようなやり方で、作付については自由にするとか、地方の状況に応じた形をとるというような方法はとり得るはずだと思はれるので、そういう点も考えられてはどうか。御意見を聞きます。』
『金子委員 (略)大体日本の農業が共同耕作を基礎にしてやつておれば別として、この麻は屋敷わきの風の当らぬところに農家がまくと、一年中纎維に対する現金支出をしなくてもいい。
そういう関係で作られでおるのであるから、大麻の専門家に聞きましても、日本で大麻の葉から麻薬をとつた例もなければ、そういうこと自体すら知らなかつた。それを寝ておる子を覚ますようになつて、実害はないと思いますが、取締上一つの部落なり町村の責任者の名において、この部落においてこれ以上作つておらないということと、責任者の名がはつきりしておつたら、それで許可したらどうか。(略)』
『堤委員 (略)次に大麻の栽培でありますが、これが取締られたために、小貧農においては、旧来の自給的な大麻栽培に禁止的な抑圧を受けておるのでございます。
従来大麻の栽培は何ら麻薬として実害をもたらさなかつたのでありますから、むしろこうした事情をしんしやくして、貧農が麻纎維の小規模な自給をおこなう場合、実情に即した親切な措置を講じて、かつこれを下部に徹底せしむるようにしていただきたいと思います。(略)』
大麻農家や産業をこれほどまでに保護しようと議論した背景には、大麻の有益性や大麻産業の優良性が要因であるのは間違いないが、それよりも注目すべきは、この時点では大麻を麻薬として使用している者は存在しなかったという点である。
そのため、大麻取締法は、大麻を規制する社会的必要性が全くなかったため、立法目的が明記されていないという、法律としては異例の形がとられ、現在に至っている。
:引用終了
アメリカの大麻規制の歴史については以下の動画が非常にわかりやすのです。
禁酒法の禁止でリストラの危機にあった連邦麻薬局や石油業界に人種問題も絡んで、その問題の解決策として利用されてしまったのが「大麻規制」でした。