KOSEIのブログ

自分の可能性をどこまでも

コンピュータ学習とは?<元SE独白記>

元SE独白記  2016/06/06

ここしばらくビデオブログが続きましたが、今日はコンピュータの話題をお話したいと思います。この話題はビデオブログだと却ってわかりにくいので、今日は文章です。

さて僕は以前コンピュータ・システムズ・エンジニアの仕事に携わっていました。あの仕事はストレスが大きいので神経をやられますし、お酒の量も増えます、なので内臓を壊す人が多くて、内科医院で同じ会社の人間がバッタリという例も珍しくないのです。

最近ビジネスマンならコンピュータのことを、プログラミングのこともマスターしておかないと、といわれているそうですね。確かに家電並みに扱いやすくなっているし、価格も下がっています。なので、プログラミングマスターコースが結構盛んに開催されているとのこと。きっと受講者も多いのでしょう。しかしどうせコンピュータのことを学ぶなら「PG(プログラマーあるいはプログラミング)」は導入部で、ゆくゆくは「SE(システムズエンジニア)」を目指してほしいですね。なぜかというと、全体の構造が解ってないと部品であるプログラムを作るときにいい仕事ができないのです。もちろんプログラミング技術だけを学んでもいいのですが、コンピュータ・システム全体を理解できてないと応用が利かなくて、それを武器に世界中に出ることは難しいのです。あるいは全体のシステムに合った適格なソフトウエアを作成することができないのです。上位の人から言われたとおりの物を作る、内職仕事になってしまうのです。もちろん、その人が目標をどこに置くかはその人次第ですからなんとも言えませんけど。

たとえば、大きなシステムを開発するときは、そのシステム全体を把握している人がいる。そしてその人が指令を出して細かい部分を作り込んでいく。この構図は自分だけで小さなシステムをつくりあげていく時も同じです。人体をコントロールしているのは「脳」です。脳が指令を出しています。脳の中にも更に高度な存在がいて脳の各部分を制御しているわけですね。コンピュータは人間の脳が作り出した「偽脳」だから、人間が考えるものは人間の中にあるモノ以上のものにはならないのです。だからコンピュータシステムの内部もそうなっています。全体に目を光らせている人がいる(もちろんソフトウエア)。この人(ソフトウエア)のことを「アドミニストレーター」と呼んでいます。このソフトが指令を出している「大ボス」ですね。

よく人間の世界で「神話」というものは人間の心の奥底にあるものであって、太古の昔実在していた世界、神と人間が共存していた世界だという説もあります。これはサイエンス・フィクションのような話になってしまいますが、もしコンピュータの中の世界が独立した世界であってそれらが社会を営んでいるとしたら・・・、と考えると面白くなってきますね。その世界では神話がある。その神話の中でそのシステムを造った人間の名前が「神」として言い伝えられている「日本という神の国には”青柳神”という神がいて、ある日この世界を創造した。」コーヒーをコンピュータにこぼそうものならタイヘン!「神は我々の信仰がうすくなってきたので、黒い水で大洪水を起こされた!」とかいう話になります。僕は時々パソコンのソフトの動きが遅い時などに、PCを叩くんですね。そんなときはコンピュータの世界では「大地震」が起きているかもしれません。

そういうような空想の世界に浸っていると時間の経つのを忘れてしまいます。

KOSEI

*じつは僕は「ビジネス」という言葉を毛嫌いしていて「世界を変える」という表現が好きです。自分で「世界を変えていこう」とした場合に、いまやプログラミング技術は必須事項になっているのですね。