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八喜会★強力念力魔術復活003

八喜会★強力念力魔術復活003

■なぜ魔術は効果を出すことが出来るのか?

依頼者の方がある一定の決まりごとを守らなければいけない、これは大事なことです。では依頼者側がきちんと言われた通りの心構えを遵守した場合、では魔術はどのようなメカニズムで動き始めるか?です。

それは「自然霊を使役することにより、自然霊が目的達成のために仕事をする」という動きになります。自然霊は人間以上の力を持っているためです。魔術師は難しい仕事を下請けに出していると考えればよいでしょう。

魔術が効果を出すにはいくつかの理由があります。そして、これはそのうちのひとつです。人間が何か偉業(常人が成し遂げるよりも際立った結果)を成し遂げようとした場合、普通の努力だけでは成し遂げることはできません。ではどのような手段に依れば成し遂げることが出来るのでしょうか?

そもそも、この「自然霊」とは一体何者なのでしょう?それは「目に見えない世界に住んでいる存在」のことです。我々が住んでいるこの世界には「意識だけで肉体を持たない存在」がいるようです。そのような存在は第4次元以上の領域に住んでいますから(第7次元といわれています)、この3次元物質世界に住んでいる我々には認識できません。しかし我々の3次元世界にオーバーラップして存在しているようです。

今の我々が、いくら「そんなことはありえない」といっても、我々がこの7次元の領域を感じ取れないだけなのかもしれません。なぜならば人間が感じ取ることが出来る振動数・周波数は全域のうちのごく狭い一部だけで、じつは人間が感じ取ることができない周波数域のほうが大きいのです。自分の感覚でキャッチできないからと言って「そんなことはありえない!」と言うのではなくて、もう少し謙虚になって考えてみるべきでしょう。

人間が感じ取ることができない世界があることは確かです。肉体を持たないと言いましたが、厳密に言うと自然霊たちは思うように好きな形を取れるようです。結果、自然霊(精霊)とは人間とは違う進化をしてきた生物と見て構わないと思います。ただ知性や理性が人間よりも劣るようです。

「自然霊とは精霊のことで、第7次元(あるいはアストラル界?)に存在している。」この知識はこの世界のことを勉強している人には当たり前のことですが、普通の人にはそれほど知られていません。認知度が低いためか、誤解を受けやすいですね。

この知識は神智学やオカルト学問を勉強した人にとってはごく普通の知識といいましたが、神智学や神秘学を勉強した人でも知識としては持っていても、活用している人は少ないものです。僕は魔術師として何回も儀式魔術の経験を積み、現実の動きをトレースすることにより体で覚えました。

自然霊(精霊)とは本来、否定的想念(悪感情や落ち込み等々・・・)に対するための手段として、神により造られたものです。しかし実際は人間のマイナス否定的想念をプラス想念に変えていく事ができるのは人間だけであって、精霊にはできないことなのです。精霊はその人間を助けるために第7次元という世界に存在しています。

イエス・キリストは人々から悪霊を追い出した時に4柱の天使を呼び込んだと言われています(ムジロール、トトリシ、スリッジ、ケンゴータ)、そしてイエスは天使たちに「こっちに来て悪霊を縛れ」と言われました。またイエスは4つの偉大なる門を置いてその4人の天使に、その門の守護をさせました。

もし魔術師が悪霊を他人から追い出して縛らなかったら、自然霊たちはこの世界をさまよい続けるでしょう。なかには、この4つの門を開いて自然霊の力を呼び出すことを学んだ悪い人間がいました。この悪い人間たちは、自然霊に自分たちの目的を印象づけて他の人のところへ送り込んだ(自然霊はどんな形でも取ることができる)のです。つまりこの人間たちは自然霊を悪用したわけです。俗に言う「黒魔術師」です。

古代バビロニアのソロモン王は「神の大神殿」を建てる時に、自然霊の力を利用したといわれています。ソロモン王は用が済んだあと「ソロモンのシール」を用いて自然霊を監禁したのです。このような、自然霊を呼び出して使役する方法が書かれているのが、「ソロモンの鍵」という古代の魔術書(グリモアール)です。

ゆえに、(正しい方法を学んだ)魔術師はその自然霊の力を使って望みごとを実現させることができるのです。つまり第7次元にいる自然霊を呼び出して自分の目的のために使役することが出来るのです。これが魔術が有効な最大の理由です。

しかし、このソロモンの時代の後に他の人々も、この知識を得て自然霊をこの世界に呼び出した人も何人もいたようです。しかし彼等は自然霊を元の場所に帰すことをしないで、この世界に放逐したともいわれています。したがって、多くの自然霊たちがこの物質界に解き放たれたまま、今日に至っている。ということも確かです。

多くの魔術師が実行しているのが、このソロモン王が呼び出した精霊を呼び出すやりかたです。これらは正統魔術団体の伝統的な説明によると、霊的に人間よりも低い存在を呼び出すときには「喚起」であり、人間よりも高位の存在を呼び出す時は「召喚」といった区別をしていますが、ここではシンプルに理解しやすく「自然霊(精霊)」と呼びます。

■ここで問題のもう一つの側面「なぜ魔術師が施術しても効果がない場合があるのか?」を考えます。つまり依頼者の方が何人かの魔術師の方に依頼してもいまだに願い事は叶っていない場合、その原因はどこにあるのか?ということです。

もしも魔術師が正しい、魔術師に合った方法で術をかけていれば効果はあるはずです。とはいっても依頼人側の問題もあるので、100%は難しいと思います。

それでも効果が出ない場合は、魔術師本人の実力不足と言うしかありません。とはいえ、例えばさきほどの魔術書「ソロモンの鍵」の指南どおりに行ったとしても、必ずしも期待通りの結果が出るかどうかは何とも言えません。タイミングやある種のコツみたいなものもありますから、クルマの運転や自転車を乗りこなすのと同じで魔術師が真摯に経験を積むしかありません。

もしも魔術師の方にある程度の実力があり、依頼者の方が正しい心構えを持っていれば、驚くべき効果が現れるはずです。

注意すべきは、魔術師が魔術書に書いてある技法だけをなぞっているのであれば、効果が現れるのは絶望的です。実際のトレーニングは、哲学的な要素と融合することによって活性化されるのです。

■魔術と気功法:僕は魔術の練習と並行して、だいぶ長い間中国の気功法の修練も研鑽を積んできました。気功法というのは「気を感じて(気をとらえて)」その後「気を動かす」といった訓練です。この延長線上に魔術があります。

気をとらえることが出来る人は、自然霊(精霊)を捕まえて魔術師の意志通りに動かすことが出来ます。なぜならば自然霊(精霊)」と「気」は、ある側面を見ると非常に似通っているからです。何が同じということは文章では表現しようがありません。

一般の魔術師は残念ながら「気を操る」ところまでは到達していないので、何か欠点があるとしたらそこら辺かも知れませんね。

 

KOSEI