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KOSEIのブログ

自分の可能性をどこまでも

中国面白体験記その50<中国の生活_第三部・街中>

中国全般

<中国の生活_第三部・街中>  2016/03/24

昨日のブログでは中国瀋陽の「寒さ」についてご紹介しましたが、今日は街中のようすをご紹介します。

まずはホテルですが、大・中・小様々なホテルがありますから、すべてはご紹介できませんので、今日は特徴のあるホテルをひとつ紹介しましょう。

 

この写真の、ムダに豪華なホテルは、かの欧米資本のホテル「マリオットホテル瀋陽」です。中国語では「沈阳皇朝万豪酒店」といいます。五つ星ランクの高級ホテルで空港からも近いので便利です。僕が瀋陽に滞在していたころに完成していますから、もう18年ぐらいは経っていることになります。僕はじつはこのホテルには2回泊まっています。一回目は完成したときお試しで泊まってくれというので、泊まりました。会社の事務所にいるといきなりマリオットホテルのマネージャーという人が訪ねてきて、「じつはこんど瀋陽に大型五つ星ホテルが完成したのですが無料で一晩泊まってくれませんか?」というのですね。モニター宿泊客というわけでしょうか。なぜ僕の会社が選ばれたのかは忘れましたが人伝えで、外国の企業ということで選んだのでしょうね。外国客を狙った路線なのでしょう。「無料ならいいですよ」ということで、一晩だけ泊まりました。部屋は中々豪華でカーペットの毛足が長くフサフサしていたことだけ覚えています。しかし、なにからなにまで良かったわけではありません。停電はするわ、断水はするわで、大変な騒ぎです!まあタダで泊まっているので文句は言いませんでしたが、苦情は言いました。お詫びに何かの「サービス券」のようなものをくれました。もう一回はそれからだいぶ経ってだいぶ設備も馴染んできて経営も安定したと思われるころ、日本から大切なお客を連れて宿泊しました。このときは停電しませんでした。

次に瀋陽で印象的な場所といえば「五愛市場」でしょう。次の写真がその市場です。


 

上の写真が正面入口、下の写真はビルの中の店舗です。以前は小さなあまりきれいとはいえない露天がひしめいていた場所だったのですが、いまやデパートのような大きなビルが立ち並び、その「小さな露天」はすべてビルの中にテナントで入居しています。ここは瀋陽で一番大きな卸売市場といわれています。卸売市場ですから色んなところから業者さんが買い付けに来ています。じつはこの「五愛市場」は中国の卸売市場の綜合規模ランキングでいえば全国第二位です。しかし衣類を扱う卸売り市場の規模としては中国第一位といった市場なのです。では綜合規模ランキング第一位の市場とこの五愛市場の違いは?綜合規模ランキング第一位の卸売市場は「義烏市場」というもので北京にあるのですが、そこには全世界の外国の仕入れ業者がたくさん来ています。しかし五愛市場に来ている外国仕入れ業者はロシアと韓国ぐらいです。ということは五愛市場には、中国国内で流通している商品がおおくて、価格も中国国内流通価格で買えるのです。われわれ日本をはじめ海外から見ると、「五愛市場」のほうが穴場的な存在なのです。

ただし、五愛市場で買い物をするときは日本人一人では行かないほうがいいです。日本語を話したりして日本人だとわかると値段を途端につり上げてくるのです。実際瀋陽のほかの大きな商店街では同じ商品が観光客向けに5倍、それ以上の価格で売られいます(ひどい場合は10倍)。

五愛市場の敷地面積は16万7千平方メートルといいますから、なんと東京ドーム4個分ぐらいの敷地面積です!その敷地内に5階建て~6階建てのビルが何棟も建っているのです。とても一日では見て歩けません。しかしこの五愛市場に行くときは午前中に行くようにしましょう。なぜか?午後は3時で多くの店が閉まってしまうからです。そのぶん朝の開店は早いです。早いところでは朝3時に開店です。

 

上の写真は中山広場(ちゅうざんひろば)という広場なのですが、ここも瀋陽の観光スポットです。中央に大きな毛沢東の銅像が建っています。毛沢東は腕を伸ばしてある方向を指差していますね。この中山広場の周囲には金融関連の建物が建っていますが、その並びに、歴史が古く重厚な雰囲気の遼寧賓館(りょうねいひんかん)というホテルがあります。ここは共産党の偉い人とか毛沢東周恩来、張学良らが利用したホテルです。僕も一度泊まったことがありますがレトロで雰囲気がありいいホテルです。宿泊費も安いです。中山広場の毛沢東の銅像が指差しているのはこの「遼寧賓館」の方向なのです。

 

最後に「瀋陽駅」を見てみましょう。この駅のデザイン、どこかで見たことがあると思いませんか?そうです、この駅を設計したのは日本の東京駅を設計した同じ人がデザインしたのです。中国東北地方、特に瀋陽は以前は「奉天(ほうてん)」と呼ばれていました。日本人でもちょっと年配の人に聞けばみんな知っていますよ。満州時代から日本との縁は非常に強く、満州鉄道(満鉄)やこの瀋陽駅、色んなところに日本の片鱗が見え隠れしています。この瀋陽駅は交通網のポイント地点で、西は内蒙古からロシアに、北は黒龍江省のハルピンへ、下は遼東半島を大連へ・・・・。瀋陽駅を見ていると内モンゴルの荒野が目に浮かびます。また僕はまだ行ったことはないのですが、ここから列車でロシアまで行けるんだ・・・、と思うと感無量です。

KOSEI