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中国面白体験記その46<中国語学習その7・中国人気質/習慣>

<中国語学習その7・中国人気質/習慣>  2016/03/20

日本人は中国人に対して一般的な印象としては大陸人は、悠久の歴史を持つ地平線の見える広大な大陸で育った人種だから、大らかでゆったりとしたものの考え方をする人たち、といったところでしょうか。

ところがどっこいで、実際に中国人の友人を持ってみるとわかりますが、その中国人観は現実とは随分離れていることがわかります(もちろん個人差はあります)。では実際の中国人の性格はどういうものかというと

1.個人主義である

2.公共の規則を守らない

ほとんどの中国人は信号機のシグナルを無視して道路を横断します。また先日紹介した「昭文社 トラベルストーリー」の北京を紹介した本に「中国のマナー一覧」というところに、「路上にごみを捨てたりタバコの吸殻を捨てると罰金を取られる」とありましたが、あれは大ウソです。首都北京の外国人が多い通りは別として、一般的な話ではないです。なぜなら食べかすはポイポイ路上に投げ捨てるし、タバコの吸殻もそこらへんに放り投げます。ガイドブックには時々ウソが書いてあります。

なぜ本当の中国の姿を書かないのか?それは本当のことを書くと旅行客が減ってしまうから、旅行会社はいい迷惑、航空機会社もいい迷惑という負の連鎖が始まるからでしょう。しかし食いカスを路上に投げ捨てている映像を流すべきだ!ところ構わず痰を吐いているところを撮影してインターネットにアップすべきだ!路上を巨大な灰皿と考えている中華民族の思想!くさいものにフタをしていたら、いつまでたってもそのままでしかないでしょう?

それが中国名物化してしまい、もしかしたらわざわざ見に来る人が出てこないとも限らないではないでしょうか?またそれが波紋を呼びマスコミが追いかけて、という具合に社会現象にまでなれば、「そういう習慣は何故発生するのか」を考える人が出てきます。改善への第一歩ですよ!

もっとオープンに!

3.トラブルがおきても決して自分からは謝らない(ただし自分の方に非があることが歴然としている場合を除きますが)。これは中国の学校教育の現場では「謝ったら自分が悪かったことになる。すると自分が責められる」というような構図になっているためです。たとえば中学校で友達同士が喧嘩をしたとします。A君とB君が喧嘩をして、B君が悪かったので謝りました。日本では「そうかB君よくぞ自分の非を認めて謝ったね、エライぞ!今度から気をつけようね!」と、こうなります。ところが中国では「そうかBが悪かったんだな、なんでそんなことをした馬鹿者!」とこっぴどく怒られるのです。加点主義ではなく減点主義。なので成人した中国人の思考回路も当然自分の非はなるべく言わずに相手を責めるものになっています。

4.中・長期計画が苦手(その場しのぎ)、その場しのぎ的な発想で行くため、その発展形が、いまや世界的に有名(?)になった中国の贋作です。この発想は「表面さえ同じなら通ってしまうだろう」というところに原点があります。将来贋作が発覚した時に自分の立場がどうなるか(長期展望)、ということは余り考えません。

ところでこの会社の名刺何の会社かわかりますか?↓↓

一見まともな会社の名刺にみえますが・・・・、では名刺の裏を見てみましょう。裏側には会社の営業項目が列記してあります。

ここに書いてある内容は、全国各地の各種学校の卒業証書、各種証明書類は何でも作りますよということです。この名刺は僕が街を歩いていたときに手渡しでもらったものです。もっともこれも今は日本人を初め外国人には知れ渡っていて、中国人でたいそうな肩書きや学歴を証明する証明書を持っていてもアタマから信じる人は少なくなりつつあります。

なので証明書をみたら必ずそこに書いてある機関に電話をして確認を取りましょう。人間は権威に弱いモノですからね。このような会社はたくさんありますから注意しましょう!

KOSEI