KOSEIのブログ

自分の可能性をどこまでも

真の愛国者・大国隆正

明治維新に際し非常に大きな思想的貢献をしたにもかかわらず、その思想があまりにも深遠広大であったためか、維新史から抹殺されていた、偉大な国学者「大国隆正」を推薦いたします。大国隆正全集というものが出版されているはずですが、私が所蔵しているものは大崎勝澄著によるものです。

以下序文の最初の数行のみ引用

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天てらす神武の威力により、暗気(くらげ)なせる米英的旧天地がみそぎはらはれて、世界は今、天地初発の荘厳裡に、ひかりうるはしき惟神(ゆいしん=かむなが)的新天地に新生しつつある。大東亜戦争は、みいづのまにまに浦安の日本的世界を生み成して行く神ながらのみいくさである。それは世界の日本神話的還元を目差すものであると共に、日本神話の世界的顕現を意図するものである。世界を八紘為宇の肇国理念に復古せしめつつ中心帰一の宇宙として開華せしめんとするのが皇道世界維新の究極理念である。

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ここまで引用

また以下の文章は著者が大国隆正の「文武虚実論」より引用している部分です。出版が昭和18年なので、多少極端な表現はあるものの、今の時世をかんがみれば正論と思います。

ここから引用(同書P446)

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上に一天萬乗の大君を奉じ寶祚無窮の大信念の下、忠・孝・貞もって内を守り、神武もつて外夷をうち攘うべき神機至れりと看悟した隆正は、国民を挙げて楠木父子たらしむべく、「君のため国のためにしなんいのちは、海陸をえらぶべからず」と激励し、「異船渡来したらんには、陸にあげずして、水戦にてうちたふすべし。われよわく、かれつよくば、しぬることまでのことなり。われつよく、かれよわくば、陸にあげてうたんより、その功莫大なるべし。たたかはぬうちに、かれをほめ、かれをおそるるは軍陣にいたくきらふことなり」といって志気を鼓舞し、さらに「海岸の民家へは、かねてふれがきをいだし」若し夷人が「バツテイラにて上陸し、乱暴に及ぶことあらば、これをころさしむべし」とて、次の如き「ふれ書の案文」を示している。

  ふれ書の案文

「異船にはバツテイラという小舟ありて、それにうちのり、いづくのはまにへもこれをつけて上陸することあれば、かねて心得申すべく、夫人をとらへて犯さんとするものあらば、婦人ながらも畜類におかされんことをはぢ、手近なるものにてつきころすべし。老若男女にかぎらず、かたへよりもたすけて夷人をころすべし。なににても物を盗みさらんとせば、追うちにうちころすべし。決してたすけかへすべからず。此段兼て用心あるべきものなり。

~ 中略させていただきます ~

かようのことは、天地の変、国のなやみというものなれば、死ぬべき時節と覚悟をきはめて、見苦しく逃出申すべからず。逃出たりとて逃げらるるものにあらず。道路にうたれ、または夷人にとらへられて、おかされなどせんは、夫のはぢ、親のはぢ、領主のはぢ、日本国のはぢなれば、家にありて戸口をまもり、我が家にて死ぬべきなり。しかしたらんには、萬世までも、萬国までも、名をあぐることなり。日本国といふ中にも何湊何町のものは、匹夫匹婦までもよく節をまもり、変にあひてうろたえず、そのいへをはなれずしてしにたりといはるるときは、領主までもほめらるることなれば、平生よりそのこころえ、その覚悟、肝要なるべし。日本は神国なり。しか覚悟をきはめてあるところをば氏神もよく守りたまひ、諸神の応護によりて、そのわざはひをまぬがるべし。うろたへまはり、にげまどふものは、神もまもりたまふべからず。

この一文、実に百世のもと億兆のたみを悉く奮起せしめるものがあるではないか。これはまさに大東亜戦争下に於けるわれわれ自身の覚悟と決意でなければならぬ。

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ここまで引用

最後に「大東亜戦争下に於けるわれわれ自身の覚悟と決意でなければならぬ。」とありましたが、何もこの文章は大東亜戦争のためのプロバガンダではない、ということです。今現在外国からターゲットとされている我が国はまさにこのような上記のような考え方で行かないと通用しないのではないでしょうか?まだ戦争は続いているのです。

真理に時間の隔たりは関係ありません。現代日本を救う国学者の言葉に耳を傾けましょう。いまのボンクラ低能売国政治家どもに、いくら上記の思想を見せても猫に小判豚に真珠です。

KOSEI