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中国面白体験記その104<薬膳・食養法/嘔吐>

<再び薬膳・食養法/嘔吐>  2016/05/21

おとといのブログにも書いたような食あたりの場合の嘔吐は強烈ですから対象外ですが、今日は「嘔吐」について

嘔吐の場合は食養では対応できませんから、「方剤(症状ごとに調合されている既成漢方薬)」で対応します。

二日酔いによる嘔吐・吐き気に効く内用方

僕は大酒飲みのため人生で何回も経験していますが苦しいものです。軽い場合は小半夏加茯苓湯を飲んでみます。それでダメなら黄連解毒湯五苓散をいっしょにして飲む。肝臓がもともと丈夫でない人は柴苓湯を飲むといいですね。予防するつもりなら、初めに軽く何か食べておき、酒を飲み始める30分前にこれらを服用し、飲み終わった後30分~1時間後によく水を飲んでからまた同じ薬を服用する。といった具合です。

なお、これらの漢方方剤は漢方薬を取り扱っている薬局ならばだいたい置いてある薬です。

なおあくまでも、これらは酔いの程度にもよりますから、お酒を飲むときの量とペースは自分の体調や体力を考えながら飲みましょう。

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