「アツランの声」誌より
「アツランの声」誌より
シオニストこそ真の反ユダヤ主義者である! 2016/01/17
2007年ごろの古い記事なのですが、「アツランの声」誌に面白い記事があったので転載します。訳は童子丸開氏です。日本の識者のなかにもキチンと「反ユダヤ主義」と「反・ユダヤ金融資本主義」とを区別して認識されて使い分けている方もいらっしゃいます。私も古来のユダヤカバラ哲学は好きで勉強してきましたので、ユダヤ人は非常に優秀な民族と信じています。皆さんもこの地球を支配しようとしているのがユダヤ人なのでユダヤ人は皆ワル者だとは思わないでください。向学の為に童子丸開氏の訳文をそのまま転記いたします。
「アツランの声」に関しては、http://www.asyura2.com/07/war94/msg/410.html
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アンチ・セミティズム(反ユダヤ主義)を止めさせよ
シオニスト・イスラエルによるパレスチナ占領と対決するユダヤ人たち
現在の世界で、アンチ・セミティズム(反ユダヤ主義)の最大の原因はシオニストによるパレスチナの残虐な占領である。そして今日ユダヤ教の信仰を守る人々がますます増えてきているのだが、彼等は、シオニズムが現実として純粋のユダヤ教であるトーラーの基本教義に背きモーゼという名の古代ヘブライ人によって宣言された原則に逆らったものであると認識する。「アツランの声」はこの事実を知る大勢のユダヤ人の友人たちに連帯するものである。
聖なる土地でパレスチナの人々を抑圧している邪悪なシオニストたちの多くは、実際には古代ヘブライ種族に属するものではない。彼等は1000年以上も前に自分の利害のためにユダヤ教に改宗した、ロシアや東ヨーロッパから移住してきた機会主義(自分の利益のために策略を用いること)者どもである。ユダヤ教は多くのあり方でシオニズムに乗っ取られてきている。
イスラエルのシオニストたちはパレスチナ人を凌辱しているばかりではない。彼等は同時に純粋なユダヤ人たちを凌辱しているのだ。シオニストたちは信仰心なくユダヤ人自体を憎んでいる。こんなことはあなた方が(米国民に向けて)米国の主要ニュース・ネットワークでは読むことも聞くこともないだろう。この世界で真の反ユダヤ主義(アンチ・セミット)は、実際にはシオニストたちである。セム族の人々にはパレスチナ人とその他の中東諸民族が含まれているのだ。
このあとに信心深いユダヤ人に暴行を働くイスラエルのシオニスト警察の写真が掲載されており、またイスラエル国家とシオニズムに反対してデモを行う信心深いユダヤ人の映像がYouTubeで公開されているのですが、残念ながらこの映像は(例によって)今は消されていました。
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以上じつに示唆に富んだ記事です。いま世界を牛耳っている者どもは皆「機会主義者」ですあり、ニセユダヤ人です。偽のユダヤ人は真のユダヤ人からも疎まれているのです。
KOSEI