中国面白体験記その101<中国薬膳07/肥満に効く食養法(1)>
<中国薬膳07/肥満に効く食養法(1)> 2016/05/18
太りすぎに効果がある食養法
僕は身体の中に何かを入れて身体の変化を楽しむといった妙な性癖があります。以前まだ独身だったころ、僕はある日道端でドングリを拾いました。そのころは貧乏だったので、何でも食べましたからドングリを拾ったのもその実をたべるためです。ところが実を割ってみると先客がいたのです。それは「虫」クンです。若い頃は勢いがありますし、自分の胃の消化力とその他解毒作用には自信があったので、そのまま虫をパクッと食べてしまったのです。
「さて何かやるならやってみろ虫め!」と挑戦的な意気込みで虫が胃の中で溶けていく様をイメージしたのですが、やはり虫の持っている毒は強かったです。お腹が痛くて転げまわりそうになりました。でも医者には行かずに治してしまったので、まあ体力はあったのでしょうね。
それはさておき、今日は太りすぎに効果のある食養法なのですが、僕は昔から痩せていて太ったことがありませんでした。最近中国に行くようになってから栄養満点の中国料理を食べるようになり、少し太りましたがむしろ標準に戻っただけなのかもしれません(お腹はちょっと出ましたけれど)。
先ほどもいったように僕は身体で試すのが好きなので、食養法も大体自分で食べてみるのですが、やせっぽちの身体では試しようが無かったのでこればかりは試していません。
肥満には熱実証(便秘型タイプ)と虚証(汗の出が悪い)タイプとありますが、今日は熱実証の人向け
その①
材料:スモモ3個、寒天100g、杏仁(アーモンド)10g、蜂蜜少量
作り方:スモモは皮をむいて切る。杏仁は、すり鉢ですりつぶす。寒天は三つ豆の時のように四角い形に切る。これらを容器に入れ、水と蜂蜜で味付けし、冷蔵庫に入れ、冷やして食べる。
その②
材料:緑豆15g、牛乳100cc、薄荷(ハッカ)3g
作り方:緑豆をよく煮て水が残らないようにし、そこに牛乳と粉の薄荷を入れる。これも冷蔵庫に入れて食べる。
明日は虚証の人向けのものをご紹介します。
KOSEI